女性ならではのきめ細かいサービスで、遺言・相続からおひとり様の終活サポートなど親身に相談に乗られている大塚先生。海洋散骨という新しい供養の形もご提案されています。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
資格
行政書士
申請取次行政書士
海洋散骨アドバイザー
先生が行政書士を志した理由は?
母の人生の終わりをお手伝いしたことがきっかけです。母のガンが発覚してから「あと1年もたない」と宣告され、そこから生活が一変しました。母の身辺整理を私が窓口となって行い、宣告から半年が経過したころ、自分の死期を悟った母は、「遺言書を書きたい」と言い出したので、母に代わって自筆証書遺言の書き方を調べ始めました。それまで私は、法律について何もわからなかったので、専門家に教えてもらいながら勉強して、母に書き方を伝えました。この一連で学んだ知識を活かして、困っている人や大変な思いをされている方のお手伝いをしたいと思い、資格を取ろうと決めました。そして、『行政書士』を選んだ理由は、行政書士は、多くの許認可取得の代行ができることもあり、その業界の深いところまで関われることに魅力を感じたからです。
はるか行政書士事務所の特徴って?
当事務所は、遺言・相続、帰化・永住サポートを専門としています。
遺言・相続分野では、海洋散骨も提案しております。海洋散骨を希望する人は、独り身で死後、誰にも迷惑をかけたくない方やお墓の跡継ぎがいない方など様々な方が選択されております。自分のお骨の行き場の選択肢の一つとして、海洋散骨という手段もあるということを海洋散骨アドバイザーとしておすすめさせていただいております。
また、おひとり様の終活サポートにも力を入れております。現在おひとり様で老後に不安を抱かれている方はたくさんいらっしゃると思います。そんな不安な思いに寄り添ってサポートさせていただきたいと思っております。
入管関係については、書類収集するだけでも大変でありますし、自分で時間と労力を使って申請したけれど、不許可になってしまった…なんてことになったら、もったいないです。当事務所では、3度目の申請までしても許可が下りなかった場合には、全額返金いたします。 また、相談の時点でいろいろな不安を抱えていらっしゃることと思いますので、初回の相談料は2時間で3,000円となっております。
そして、この相談料は、遺言・相続、帰化・永住のどの案件に関しても同じです。その後、ご依頼いただいた場合には、この相談料は報酬へ充当いたしますし、のちに、別の案件であったとしても相談料は無料でございます。さらに、一度ご依頼いただいた方のご家族の方も無料で相談を受け付けておりますので、身近な街の法律相談所としてご利用いただければと思います。
今後の行政書士業界とその中での先生の展望について教えてください。
士業はAIに取って代わられるのではという話が出ていますが、私は、「士業への相談・依頼」と「AI」のそれぞれのいいところを上手く使っていければいいのではないかと思っております。AIは、決まったフォーマットに対して答えるのは得意かもしれませんが、一人ひとりの細かい疑問、不安まで察する能力はありません。また、利用者側からしてみれば、AIを利用する前段階で、わからないことや不安なことが、たくさんあると思うのです。遺言・相続一つをとってもその人の想いもあれば、そのご家族やその人とかかわった人達で繰り広げられるものですし、色々な思いが詰まっているため、お一人おひとりに寄り添った対応が必要であります。その次の作業として、AIを利用していくと考えております。操作するのは人間、悩むのも不安になるのも人間なので、時代が変化しても、私は、相談者様の願いの実現のために誠実に対応していきます。