大手税理士法人勤務を経て、開業された鈴木先生。一般の税理士業務から複雑な案件まで実務経験が豊富で、コンサルティングも得意とされています。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
先生が税理士になったきっかけは?
商業高校時代、簿記がとても得意でした。卒業後、その得意だった簿記を究めようと専門学校に進み、簿記1級をすぐに取得することができました。簿記1級を取得すると税理士コースに移るのですが、それまで税理士という仕事をよく知らなくて、簿記の延長線上に税理士という仕事があることを知りました。その後、税理士試験5科目のうち1科目に合格し、専門学校を卒業して、就職を考えるタイミングになりました。
私の実家が会社を経営しているのですが、その顧問税理士に将来について相談してみたところ「まだ若いし、税理士の資格取得に挑戦してみたら?」と勧めていただいたことをきっかけに税理士試験合格に向けて再度勉強を始めて、残りの4科目に合格し、税理士になりました。
税理士事務所 鈴木&パートナーズの特徴って?
税理士として15年以上の実績と経験があります。前職では、大手の税理士事務所に勤務し、色々な業務を担当し、複雑な案件も経験してきたので、法人、個人問わず、幅広い業種、分野の対応が可能です。地方公共団体に対してコンサルティングをやっていることも当事務所の強みです。
相続、事業承継、コンサルティングを得意としていますが、相続に関しても、ただ申告をするだけでなく、2次相続の対策や今後を見据えた提案を心がけています。
税務に関しても、ただ、税金の計算をしたり、会計を入力するだけではなく、お客様の立場に立って、事業発展のために色々と考え、ご提案させていただいています。
相談の際は、話したくない内容も当然あると思います。しかし、あのとき話してくれていたらというケースもたくさんあるので、ざっくばらんになんでも話していただけるように、信頼関係を築けるように心がけています。あまり気を遣いすぎてしまうと逆に話せなくなってしまうと思っているので、税理士先生という立場ではなく、一緒に会社をよくしていきましょうというスタンスで、親身な相談役を目指しています。
今後の税理士業界についてと先生の展望を教えてください。
税理士はITに負けてしまう業種とよく言われています。確かに、記帳代行といった業務は取って代わられるかもしれません。ITでは考えられない付加価値のあるサービスを提供することが今後はより必要になってくると思います。
今後に関しては、従業員を増やして、売り上げも伸ばして、地域に貢献できるような事務所作りをしていきたいと思っています。また、現在やっている地方公共団体に対してのコンサルティングのように、他の人ができないようなことにもなんでも挑戦していく事務所にしていきたいです。