自宅の前に事務所を構え、柔軟且つスピーディに対応されている吉川先生。お客様の会社の規模、地域柄に合わせた対応をされています。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
資格
特定社会保険労務士
内部監査士
第二種衛生管理者
雇用環境整備士
歯科技工士
セミナー実績多数
先生が社会保険労務士を志した理由は?
会社員時代は人事の責任者をしていたのですが、より専門性の高い知識を持って、物事を見て、会社を運営していきたいと考え、社会保険労務士の資格取得を目指したことがきっかけです。
吉川社会保険労務士事務所の特徴って?
スピードと柔軟性を心がけています。当事務所は土日でも夜間でも、資料を見て欲しい、すぐにデータが欲しいという要望に対しても柔軟にクイックレスポンスで対応できる体制になっています。お客様は土日休みの会社様からサービス業の方まで様々ですので、年中無休に近い形で対応できるところが特徴です。
現在2、3人規模の会社様から数百名規模の会社様まで100社程度お付き合いさせていただいています。数百名規模の会社様であれば、それに応じた人事制度や管理の運用が必要ですが、2、3人規模の会社様であれば同じ制度は不要な部分もあります。会社の規模によって何を重要視しているかが異なりますので、そこに重きを置いてコンサルティングしています。
対応エリアは、千葉だけでなく、東京、神奈川、仙台、静岡、沖縄など全国で対応しています。電話やメールといったリモートが中心ですが、状況に応じて、一緒に打ち合わせをしたり、問題社員の対応に同席させていただいています。
地域によって会社様の考え方も異なり、また役所によっても必要になる書類や解釈が異なるところもあるので、そこも踏まえて対応することを心がけています。
今後の社会保険労務士と先生の展望について教えてください。
AIがどんどん発展してきていますが、社会保険労務士は、AIによる影響は少ないと思っています。弁護士が裁判がなくならないのと同様に、社会保険労務士の人に関わる問題に関してはAIでは整理しきれない部分がありますので、そこの部分のマネジメントが重要になってくると思います。
AIにより、どんどん手続き業務は簡素化され、単純な給与計算などはなくなってくると思いますが、そうではない部分、2020年で言うとコロナ関係で給付金や色々な助成金などの話がありましたが、そういったところの対応が迅速にできる事務所が生き残っていけるのではと思っています。
今後に関しては、事務所力をアップしていくために、スタッフの教育に力を入れていきたいです。スタッフが育つことで、私がもっと外に出て活動できる時間が増えますし、スタッフやスタッフの子供が発熱したり、家族が介護を要したときなど、みんなでフォローができるようになります。
当事務所は、お子さんのいる女性スタッフが多いので、現在も柔軟に対応していますが、より長期で安定して働ける職場環境にしていきたいと思います。その結果、お客様に、より充実していただけるサービスを提供できる事務所になることを目標としています。