大手弁護士事務所での勤務経験や司法書士として約13年間で培った実績を基に、幅広い分野に対応されている宮尾先生。常にお客様の立場に立ち、懇切丁寧な対応をされています。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
先生が司法書士になったきっかけは?
実家が祖父母の代から建築士で自営業をしていたので、私も自分でなにか独立してできるような仕事をしたいと漠然と思っていました。そのときに1番興味を持っていたのが、法律関係の仕事でした。やはり専門資格を持っていれば独立もしやすいのかなと思い、いくつか資格を見ている中で司法書士の業務に興味が湧き、勉強を始めたことがきっかけです。
ルミエール司法書士事務所 の特徴って?
司法書士は登記の専門家というイメージがあるかと思いますが、私は都内の大手弁護士事務所に8年ほど勤務し、1000件を超える裁判業務を経験してきましたので、登記だけでなく、裁判業務にも幅広く対応ができます。もちろん登記業務に関しても、司法書士として約13年間で積み上げた経験を基に、あらゆる登記手続きのお手伝いをさせていただいております。
また、弊所では、司法書士はサービス業であることを自覚・徹底しておりますので、常にお客様の立場に立ち、誠意をもって対応することを心がけています。
法律手続きに関してご説明する際は、法律家が当たり前に感じている法律用語や、難しい専門用語を極力使わないように、依頼者の方がわかりやすいような言葉に変換してご説明しています。
ご相談の際は、何を本当に求めているのか、ご相談の経緯やご希望をしっかりと聞き出して、ニーズに沿ったサービスを提供することを心がけています。
各案件のステップごとにご説明と進捗状況のご報告をさせていただき、次のステップに進む際は、だいたいどれくらいの期間がかかるのか、方向性、方針もきちんとお話ししながら随時進めています。お仕事をされている方も多くいらっしゃるので、ご連絡の希望時間帯を事前にお伺いしたり、連絡手段も電話に限らずメールなどご希望に沿ってやり取りをさせていただきます。
今後の司法書士業界についてと先生の展望を教えてください。
あらゆる分野でIT化が推し進められていますので、司法書士業界もインターネット上での集客が今よりも顕著になってくると思います。現在も実際にお客様が士業を探す際に、インターネットメディアを通じて検索される方が圧倒的に多いため、司法書士として、情報発信が重要であると認識しています。
さらに、今後定型的な業務はAIが担うかもしれませんが、司法書士は不動産決済に立ち会い、当事者に直接お会いすることで本人確認を行う等、重要な職責を担っていますので、すべての業務をAIに代替することは難しいと考えています。そのため、司法書士は、時代の流れに沿った新たな価値や役割を提供していくことが求められていくでしょう。
また、大前提として、司法書士ってどんな仕事をしているのかご存じでない方も多くいらっしゃいますので、司法書士が身近な法律家として、多くのお客様のお手伝いをしていくためには、司法書士業界全体で、司法書士の認知度を上げていかなければなりません。
ただ、私自身もまだまだ情報発信が足りないと自覚しておりますので、多くの方に司法書士という仕事と弊所を認知していただき、より多くのお客様のお役に立てるよう、積極的に情報発信を行っていきたいと思います。