個人事務所の強みを活かして、フレキシブルな対応をされている奥角先生。事業会社や外資系企業に勤めていたこともあり、経理実務の経験が豊富です。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
先生が公認会計士になったきっかけは?
大学時代、数学などの数字を扱うことが得意で好きだったので、将来は数字を扱う仕事に就きたいと思っていました。色々と調べる中で、公認会計士という資格があることを知り、勉強を始めたことがきっかけです。
おくずみ税務会計事務所の特徴って?
一人でやっている事務所なので、柔軟に対応できるところが特徴です。事務所の型にはまったやり方というものがないので、お客様のご要望に合わせて色々なやり方で対応することが可能です。自宅兼事務所になっていますので、営業時間外でも土日でも気軽にご相談に来ていただけます。
当事務所には、社長1人でやっているところや従業員が1、2人くらいの規模のお客様が多いですね。どんな規模であっても一生懸命対応させていただきます。
事業会社に勤めていたこともあり、経理部に長くいたので、会計処理や支払業務などの実務経験も豊富です。実務経験に基づいた、予算管理の方法や経理業務のアドバイスをさせていただきます。また、経理業務の代行もやっています。経理業務の知識、経験のあるスタッフを採用することは大変ですし、経理スタッフを1人雇う費用よりも、経理業務を外注していただく方が費用を安く抑えられるというメリットもあるので是非依頼いただければと思います。
外資系の企業にも長く勤めていたので、英語の対応も得意としています。英語ができて且つ税金のことも説明できる事務所はこのエリアではなかなか少ないと思いますので、強みの1つです。実際に外国人のお客様もいらっしゃいます。
お客様によって、税金を気にされる方、資金繰り、財務計画などのファイナンスの部分を気にされる方、決算の内容を気にされる方など様々です。ご相談の際は、お客様がどこを1番重視されているのかを汲み取れるように心がけています。
今後の税務会計業界についてと先生の展望を教えてください。
韓国、ブラジル、アルゼンチン、メキシコなどの諸外国は、売り上げのデータ、経費のデータ、請求書を出したデータなどすべてのデータを税務署が持っているそうです。日本では、e-Taxといった国税電子申告・納税システムの導入など電子化が進んでいますが、まだまだ他の国と比べると遅れています。また、紙で保管していた文書をデータとして保存可能とした「電子帳簿保存法」がここ4、5年で大幅に規制緩和されて、領収書のタイムスタンプも不要になるなど、徐々に浸透してきているので、日本もだんだんと外国に近づいていくのかなと思っています。
今後に関してですが、「奥角さんのところに頼んでよかった」と思ってもらいたいですね。大型事務所だとなかなか融通が利かないケースもあり、依頼しづらかったという人が、当事務所の柔軟で堅苦しくない対応を気に入っていただき、気軽に相談に来ていただけるような事務所にしていきたいです。