ベンチャー企業にて、経理・財務・人事・経営企画を担当し、その後取締役としてM&Aまでを経験後、税理士として開業された内山先生に事務所の特徴や今後の展望などインタビューさせていただいた。
相続セミナー、勉強会実績多数
メディア掲載多数
先生が税理士を志した理由は?
学生の頃から将来は独立したいという思いがありました。大学卒業後は一般企業に就職したのですが、仕事でいろんな経営者さんと会わせていただく中で、やっぱり学生の頃からもっていたいずれ独立するという夢を叶えたいと思い、30歳手前で会社を辞めて試験勉強をはじめました。経営者の方により身近で役に立てることは何かと考えた時に税理士が1番いいのではと思い目指すことにしました。
トータルサポート税理士法人の特徴って?
私はベンチャー企業に入社し、20代で役員にまでなり、その時にバイアウトまで一通り経験しているので、創業を考えている会社のサポートに強いです。また、会社の経理もやっていたので、経理まわりや経理部署の仕組み作りができることも強みです。
当事務所にはもう一人社員税理士がいまして、彼は国税局で相続税や贈与税の調査などずっと現場にいましたので、他の事務所さんよりも情報や知識を持っています。なので、法人、個人の方が税理士に望むようなスキルを備えていることが特徴の事務所です。
税理士はサービス業だということを忘れないように、相談に来ている方が、私たちに何をして欲しいのか、何を求めているのかしっかりとお話を伺いながら、応対させていただいています。
今後の税理士業界とその中での先生の展望について教えてください。
法人の数は毎年減り続けていて、開業率が年間5%に対して廃業率が7%となっています。今までのように法人の顧問契約をメインでやっている事務所ですとお客さんの紹介だけで顧問契約を結べるというのは減っていくと思います。また、現在税理士は全国に7万人くらいいるのですが、法人と同じように税理士業界も開業率より廃業率が高まっていくと思います。
私が12年くらい前に開業した際はHPを持っている税理士事務所も少なく、私はまず自分でHP制作ソフトを買って作りました。自作のHPでも持っているだけで、お問合せがけっこうありました。今はHPを持っているだけでは問い合わせはなく、情報化も進んでいますので、お客さんの方で税理士を価格や税理士のタイプなどで取捨選択できるようになっています。なので、選んでもらえる何か特化したものがある事務所はこれからどんどん大きくなり、今までみたいな町の事務所ですと厳しくなってくるのかなと思います。
開業してから今までは事務所を安定させることをメインで考えていましたが、今後は初心に立ち戻り、悩んでいる経営者さんや相続で悩まれている個人の方など何かお困りの方の役に立ちたいと考えています。当事務所は、お困りの方の役に立てるサービスがそろっていますので、税務、会計、法律など事務所の名前の通りトータルにサポートできるように、お客様の悩みをお伺いさせていただき、解消して喜んでもらえることをやっていきたいですね。