障害年金を専門に数々の複雑な案件の解決実績をお持ちの染森先生。障害年金支援ネットワークにも加入し、多くの方々の相談に乗られています。そんな先生に、事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
NPO法人障害年金支援ネットワーク理事
年金アドバイザー
年金相談員
先生が社会保険労務士を志した理由は?
私は以前、社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会で10年ほど勤務していました。そこで様々な障害を持たれている方と接する中で、障害者の福祉の向上に貢献したいと思うようになり、社会保険労務士の勉強を始めました。懸命に勉強した結果、全国模擬試験で一番になることができました。
染森社労士事務所の特徴って?
当事務所は、障害年金専門でやっています。障害年金と聞いて、障害者の方が対象の年金だと誤解していたり、制度そのものを知らず、受給資格があるのに手続きをしていない方がとても多いですが、ほとんどの傷病が対象になります。
仙台、京都などどんなに遠くても実際に出向き、必ず私が病院まで行くようにしています。
申立書などもすべて私が作りますので、障害年金を受給したい方のお話をまずしっかりと聞かせていただきます。ご本人が忘れていることや、言いにくいこともあると思いますが、事細かく質問させていただき、相談者の状況を見極めながらサポートしています。また、傷病手当や労災金など他に受給できる可能性がある場合も併せて指導させていただいています。
これまでも社会保険労務士としての知識を駆使した数々の複雑な案件の解決実績がありますので、お気軽にご相談いただければと思います。
今後の社会保険労務士業界とその中での先生の展望について教えてください。
障害年金は認定が非常に厳しくなっています。以前は対象だったのに、今では不支給になってしまうケースもあります。ご本人の判断で申請しても難しいので、制度の仕組みが分かっている社会保険労務士が間に入って相談に乗る必要があります。そういう意味では、社会保険労務士の重要性はより増していくと思っています。
今後に関しては、1人でも多くの方に安心して生活していただけるように、障害年金申請のサポートをしていきたいです。
最近ではガンで闘病中の方も多く、安心して闘病していただくためにも、障害年金を知らないという方を一人でも少なくしていけたらと思っています。