裁判所勤務と法律事務所勤務の経験を活かして、業務にあたる安井先生に特徴や今後の展望などインタビューさせていただいた。
司法書士(簡裁訴訟代理関係業務認定済)
行政書士(入国管理局申請取次届出済、特定行政書士)
公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート会員(後見人候補者、後見監督人候補者名簿登載)
一般社団法人日本財産管理協会認定会員(財産管理マスター)
一般社団法人民事信託推進センター社員
先生が司法書士・行政書士を志した理由は?
元々裁判所で勤めていたのですが退職し、法律事務所に事務員として入所しました。
相続に関しては、裁判所での経験から他の方が知らないような手続きに携わってきましたし、会社の登記に関しては、法律事務所の事務員業務の中で会社の組織再編などに携わっていたので、その経験、知識を活かして主力業務にしていけたらと考えるようになったことがきっかけです。
安井正登事務所の特徴って?
裁判所、法律事務所で勤務しておりましたので、その経験をそのまま皆さまに提供ができます。また、ひな形のない案件に関しても対応できますので、お客様の立場に合わせたオーダーメイドのサービスがご提供できることは強みかなと思います。
相談に来られた方は、頭の中がもやもやした状態でお見えになられると思いますので直接お話を伺って、自分の知識の中で、求められていることを把握し、分かりやすくお伝えすることを意識しています。
裁判所勤務、法律事務所での勤務経験から、会社法の諸手続きや相続関連業務を得意としています。
今後の司法書士・行政書士業界とその中での先生の展望について教えてください。
現在会社設立手続きでは、公証役場で認証を受けて、法務局で手続きをとる必要があります。
しかし、手続きの電子化を政府は考えていて、申請を電子化したり、窓口を1本化したりなど、手続きが24時間以内に終わるようにする動きがあります。うまくいくかは別として、そういう方向に進んでいますので、私自身も対応できるようにしていきたいと考えています。
相続や成年後見のお悩みはまだまだ多いと思いますので、できるだけ汲み上げて取り組んでいかなければと思っています。ただ、成年後見はなかなか定着しておらず、いろいろな法律もできて、もっと地域でみんなが使いやすいようにしましょうとなっているのですがうまく進んでいません。成年後見業務では役員で関与もしているので、地域にもより関わって、推進していけたらなと考えています。
少しずつ取り巻く状況も変わってくるので、時流に合わせて、遅れないよう柔軟に変わっていけたらなと思います。