「親しみやすい税理士」をモットーにお客様に寄り添った対応をされている石田先生。若手であるという強みを活かし、フットワーク軽く、親身で丁寧な税務サービスを提供されています。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
先生が税理士になったきっかけは?
大学卒業後、アルバイトをしていた会社にそのまま就職し、そこで5年くらい働いていたのですが、腰を悪くしてしまい退職することになりました。その後の就職先をどうしようかと考えていたときにたまたま資格予備校のCMをテレビで見て、とりあえず行ってみることにしました。そこで初めて税理士という資格を知り、その資格予備校の先生の勧めもあって、税理士の勉強を始めたことがきっかけです。
税理士法人 日當優・石田秀光事務所の特徴って?
当事務所は、若さとフットワークの軽さが特徴です。私が今39歳で他の事務員も2人とも30代です。土日祝日、24時間何があっても対応するという気持ちで業務にあたっています。
注力している業種は、建設業、小売業、サービス業、IT関連業です。150社以上の会社で記帳代行や税務アドバイスをしてきたので、経験が豊富です。創業・開業の支援も得意としており、創業融資のご相談や事業計画書の作成などをサポートしています。ご相談の際は、できる限り分かりやすい言葉で、親身になってアドバイスさせていただきます。
当事務所は、すべてのお客様に対して放置しないことを心がけています。例えば、忙しくて年に1回、半年に1回しかお会いできないお客様もいます。そういったお客様に対しても、毎月必ずお電話だけはさせていただくようにしています。税理士に対して、こんなこと質問してもいいのかなと思われている方もいると思いますが、どんな些細なことであっても是非聞いていただきたいと考えているので、こちらから積極的にアプローチしています。税務以外の、社会保険労務士や弁護士の分野のことであっても知り合いの士業の先生がいますので、連絡を取り合いながら回答することが可能です。
税理士は先生と呼ばれる職業ではありますが、あくまで我々は報酬をお客様からいただく立場なので、上から目線で高圧的な対応にならないように気をつけています。
今後の税理士業界についてと先生の展望を教えてください。
税理士は、AIに取って代わられると言われています。確かに、記帳などの業務は減っていくと思いますが、0になることはないと思っています。AIが処理するにしても、データを取り込むのにスキャンをする必要があります。そのスキャンという作業がけっこう大変で、できないという人もけっこういらっしゃいます。また、建設業の社長さんでパソコンが苦手という人も実は多いので、AIが100%取って代わることは難しいと思います。ただ、そういった業務における税理士報酬は減っていくと思うので、お客様に対して、経営のアドバイスや数字を見ながら経営方針を一緒に考えていくといったようなことが今後は求められるのではと思っています。
ありがたいことにお客様も少しずつ増え、軌道に乗ってきましたので、今後は、若手の税理士や税理士を目指している人を雇っていけたらと考えています。そして、税理士資格を無事に取得できた際は、暖簾分けのような形でやっていく、もしくは、取得後も一緒に働けるようでしたら法人化して、事務所規模の拡大をはかっていきたいです。