税務署勤務の経験を活かし税理士事務所を開業している志賀先生。業歴30年以上を誇り、相続に関する実績も多いです。そんな先生に、事務所の特徴や今後の業界についてインタビューさせていただいた。
著書
これ1冊で安心 歯科経営のすべてがわかる本
相続は準備が9割
相続の税金と対策
先生が税理士になった理由は?
元々税務署に勤務していたので、税務調査官として、納税者の方々に対応していました。その経験を踏まえて、納税者の権利を守りたいという思いもあり、税理士になりました。
志賀暎功税理士事務所の特徴って?
当事務所では、相続税申告に関する判例・裁決を徹底的に研究、調査をして、可能性を探り、隙のない万全の申告書を作成しています。さらに、弁護士、司法書士などの提携士業と連携し、疑問点を検証して申告書の正当性を確認しています。また、机上での推定、推計ではなく、実際に現場にも足を運んでいます。相続税の調査対策として、申告書の作成根拠を詳細に記した書面添付制度を導入するなど対策に余念はありません。
相談に来られた方に対しては、相続を経験されることが初めての方がほとんどですので、納税者の目線で事情を聞かせていただき、懇切丁寧に、分かりやすく説明させていただいています。
当事務所は、飲食店の増収・増益の実現も応援しています。飲食店サポートクラブのコンサルタントが、飲食業に専門特化した豊富な経験と知識で、確実性の高い業務を行っています。飲食店の利益づくりの専門手法で、利益の出やすい体質に導き、増販・増客を実現するマーケディングから販売促進に至るまでトータルサポートさせていただきます。
今後の税理士業界とその中での先生の展望について教えてください。
電子化が進むことにより士業関係の業務がなくなる可能性があると言われています。ただ、税理士の業務に関しては、税務調査において、公式で算出できるものではなく、電子化することは難しいので、そういう意味では税理士業界の未来は明るいと思っています。
今後に関しては、いつかは引退しますが、まだ、税法・判例を研究し、精通することに心がけ、よりお客様のお役に立てるよう、アンテナを張り、よろず相談の窓口を広げていきたいと思っています。