地域密着で時間に縛られず柔軟に対応してくれる平木先生。司法書士と行政書士2つの資格をお持ちなので、その分1人で対応できる業務の幅も広いです。そんな先生に事務所の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
先生が司法書士、行政書士を志した理由は?
元々は一般企業で会社員として働いていました。当時の会社が内勤で外の人と接する機会が全くない環境だったというのもあり、もうちょっと外に出て色々な人とお話したり、直接人の役に立てるような仕事をやりたいなと思ったことがきっかけです。司法書士、行政書士は資格が取れれば比較的開業がしやすいというのもあり、勉強を始めました。
司法書士行政書士オフィスウェールムの特徴って?
1人でやっている事務所なので、地域での対応を大切に、フットワーク軽く、色々なところに出向いています。時間もできるだけ縛られずやっていきたいと思っているので、お客様のご都合に合わせてお伺いさせていただいています。
事業としては、相続関係全般に力を入れていて、相続登記や遺言書作成をやっています。その他の分野ですと養育費を払ってもらえなくなった方などの養育費問題にも力を入れています。
相談に来られた方には、じっくり時間をかけて話を聞くことを心がけています。色々と話を聞くことで、今後問題になりそうなことも分かってきます。また、相談時間を区切られている事務所さんも多いと思いますが、当事務所は目安の時間を設けつつも、そこに極力縛られずできる限りお話をさせていただくことで信頼していただけるようにしています。
今後の司法書士、行政書士業界とその中での先生の展望について教えてください。
司法書士は、登記の手続きがオンライン化されるなど、今後定型的な業務はAIに取って代わられるという話が出ています。従来の枠にとらわれた定型業務だけをこなしていればいいということではなくなってきています。その中で人が関わらなければできないような仕事、個人としての強みが活かしていけるような仕事をやっていく必要があるので、今後は登記などの定型業務というよりは、1人1人のお客様に対して、お話をよく聞いて個別的なサポートする方向に段々と変化していくのかなと思います。
また、行政書士は、扱える業務内容が広いところを活かして、今まででは考えられなかった分野を開拓していくことが必要だと思っています。
今後に関しては、従来の業務に捉われない考え方で新しいことにチャレンジしていかなければと考えています。これまでは1つのことに集中しがちだったのですが、お話をお聞きしていると色々な問題が出てきますので、幅広い分野を勉強して、様々な悩みにアドバイスしていけるようにしたいと思います。身近な存在として、なんでも相談に来てもらえることを目標に頑張っていきたいです。